第3章
第3話
狂乱のコラボ撮影・・・A

夜景の綺麗な埠頭に到着しうっとりしました。
そんな素敵な景色は雁太さんの「隣を見てごらん」の一言で一変しました。
雁太さんに促されて隣の車を覗き見ると、半裸の女性が男性と濃厚なキスを交わしていたのです。
思わずゴクリと息を飲んでしまいました。

雁太『直美・・・こっちも負けてられないね・・・』

「ん・・・う、うん・・・・」

その瞬間、雁太さんは運転席から乗り出し私を抱きしめ唇を重ねました。
私も娘を気にしつつ雁太さんの唇に応え、その唇を吸い、そして侵入してくる舌に応えました。
いつの間にか雁太さんの身体に抱き着き、自らの舌を雁太さんの口内に差し入れ夢中で舌を絡めました。
しばらくの間、お互いの口を吸い合い求めあっていました。

トントン・・・トントン・・・

突然、運転席側のドアがノックされました。
二人でびっくりしてキスを止め、ドアの窓を見るとお二人が外に出ていました。
彼女さんは長身でスレンダーなとてもお綺麗な方でした。
一方、彼氏さんはなんとなく気弱そうでひょろひょろっとしたドンくさい感じ方でした。
言いかえるとオタク系とでも言ったら分かりやすいかも知れません。
男はかっこよさより、中身なんだと思いますし、特に美女には、こういうタイプの彼が多いように感じます。

雁太さんが窓を開けて受け応えいます。

雁太『どうも、初めまして。D&Nです。よろしくお願いします。』

カップル『こちらこそ。先ほどお電話でお話したK&K・・・ケイタ&コトミです。よろしくです。
良かったら早速コラボ撮影しませんか?まずはお互いに好きに自分の彼女を撮る感じでどうでしょうか?
背景に少しだけ写り込むとすごくいい写真になりますよ^^。』

雁太『あ、こちらはダイ&ナナと申します。いいですねぇ。早速、撮影しましょう^^』

雁太さんは、そう言うと一旦車の窓を締めました。

雁太『直美はナナね。それから俺のことは大ちゃんって呼んでくれる?念のため。ハンドルネームってやつ』

「なるほど・・・プライバシーの問題ね。分かった・・・えっと・・・だ、大ちゃん・・・」

雁太『あはは。なんか嬉しいなぁ。俺はもともと大吉だから大ちゃんってすごく嬉しいよ。
今まで一度も名前言ってくれなかったでしょ?以外に寂しかったんだよ。あはは。』

「あ、そうだった。全く意識してなかった。大ちゃん。大好き。」ちゅ〜〜っ

雁太『あは。嬉しいけどお待たせしちゃいけないね。車降りよう。
エンジン掛けて置いたら暖房効いてるからマミちゃんも大丈夫だろう。』

「あは。ありがとうございます。お気にかけて下さって・・・。
起きたらヤバいのでドアはそ〜っとお願いします。」

雁太『あはは。了解。それよりドア開けたら敬語禁止だぞ。よそよそしくて即席カップルみたいになっちゃう。』

「あは。本当だ。気を付けるね。大ちゃん^^」

私たちは、そ〜っとドアを開けて車から降りました。
出来るだけ音を立てない様に気を付けながらドアを締め、しばらく娘の様子を伺いました。大丈夫そうです。

雁太『すみません。お待たせしました。』

カップル『いえいえ、あ、お子様乗ってらっしゃるのですね。
ご夫婦なんですかぁ。お子様いると色々大変ですよねぇ。』

雁太『あはは。子供はよく寝てるので大丈夫です。すみません。ご心配おかけして』

カップル『いえいえ、こういう遊びしてると即席カップルが多いのでご夫婦だとすごく嬉しいです。
ちなみにうちも新婚で夫婦なんですよ。よろしくお願いします。』

雁太『新婚さんなんだ。嬉しいなぁ。なぁ!ナナ・・・な?ナナ・・・』

最初、ナナと呼ばれてピンと来ませんでした。
私は、脳の回路をつなげるように慌てて返事しました。

「そ、そうなんですね!新婚さん・・・嬉しい。なんか安心かも・・・。」

カップル『奥さん、脱いじゃいましょうよ。うちのはもうこんなですよ。コトミ、見せてごらん』

そう言うとコトミさんは、ロングコートのボタンを外し開いて見せました。

「え!」

雁太『おぉ、美しいですねぇ・・・奥様・・・素晴らしい。プロポーションも抜群だぁ。モデルさんみたい』

何とコートの下は全裸だったのです。
それにはすごくびっくりしたのですが、それ以上にあまりの美しさに女の私も息を飲むほどでした。
しかも股間は綺麗に何も生えておらず、一本の筋がまっすぐと入っているのです。

雁太『ナナ・・・ナナ・・・ナァナァ!』

「あ、ごめんなさい。見惚れちゃった・・・。」

雁太『あはは。お前も負けてられないぞ・・・』

「う、うん・・・でも私身体崩れてるし・・・なんか申し訳ないわよ・・・」

カップル『あはは。気にしないでください。うちのはまだ23ですから当たり前です。
36でいらっしゃいましたよね。36には36の美しさがあります。私はそれを見たいです。
お願いできますか?大人の女性のお身体を是非拝見させてください・・・。』

雁太『だってさ。お待たせしちゃぁもっと失礼だぞ。その淫乱な身体つきを見て貰いなさい。』

「は、はぃ・・・」

私はそれでもかなり恥ずかしく、少し車の後ろに隠れてスカートを下ろしていきました。

雁太『あは。そんなゆっくりじゃお待たせしちゃうぞ。パンストも一緒に下ろしちゃえ!』

「え・・・う、うん・・・」

途中まで下ろしたスカートをそのままにパンストも一緒に下ろしました。
下半身だけが露わになってしまっています。(挿絵
でも、上半身はお相手から見えてしまうので抵抗があったのです。
それにやっぱりお乳が垂れてしまっているので下半身より上半身の方が恥ずかしいんです。
これでも子供におっぱい吸われるまでは張りのあるバストだったんです。
妊娠中から急激に乳輪が大きくなって黒ずみ乳首がドンドンと伸びてしまったんです。
もちろん子供を育てるための身体の変化ですので仕方ありません。
そのことは納得していました。
でも授乳が終わったらもとに戻ると思ってたから納得できたんです。
結果は、全くもとに戻らずでした。黒ずんで肥大した乳輪に大きな乳首、そのままの状態なんです。

雁太『ほら、上も脱がないと・・・早くしないと風邪ひいちゃうよ。』

「う、うん・・・」

先ほどあんなに雁太さんに見せつけ弄ばれしゃぶられたのに目の前の彼女さんを見て気後れしてしまいました。
急にすごく恥ずかしくなってしまったのです。

私は、それでも意を決してカーディガンを脱ぎ、真っ白なトップスを脱いで全裸になりました。
不思議と冬間近だと言うのに、寒さを全く感じませんでした。身体が熱を帯びているのです。
実際は、少し息が白い程、寒いはずなのに逆にその外気が心地いいのです。

私は服を脱ぐ間、ずっと雁太さんは私を携帯で撮影していました。
先方のご主人も撮影しているのですが、ごつくてプロみたいな本格的なカメラで撮影しているのです。
デジタル一眼レフというのだそうです。
奥様を撮影しているのですが、時折、奥様越しに私にもレンズが向いていました。
最初はそのレンズから身を隠していたのですが、徐々に慣れるというのかどうでもよくなってしまいました。

カップル『折角なんで女性二人並べて撮影しましょうよ。』

雁太『いいですねぇ。そうしましょう。ナナ。奥さんのところに並んで・・・』

「う、うん・・・」

私は躊躇しましたが、もうお断りできる雰囲気でもなかったので、奥様のもとに行って並びました。
私達を二人でパシャパシャと撮影します。
最初はすごく恥ずかしかったのです。
二人にいろいろポーズを支持されて、恥ずかしくて本当に穴があったら入りたいと思うほどでした。
でも女と言う生き物は、シャッターを切られる度に褒められ、持ち上げられると段々嬉しくなってしまうのです。
シャッター音が心地よくなってもっと撮ってと思ってしまうのです。
先ほど、プールの地下施設でもそうでした。
雁太さんに撮影されている内に、恥ずかしさが嬉しさに変わりそしてどす黒い欲望が心を支配するのです。

カップル『二人で抱き合って見て貰える?』

私は素直に若い奥様に抱き着きました。
すると奥様は、私の瞳をうっとりと見つめるのです。
きっとこのうら若い奥様も、私と同様、この異常な雰囲気に心を焦がしていたんだと思います。
一度目が合うと目をそらすことができませんでした。
二人の距離が徐々に近づいて行きました。
あっと思った瞬間でした。私は初めて女同士で口づけを交わしてしまったのです。

「ん・・・ちゅ・・・ふぁぁ・・・・ぶちゅ〜〜・・・」

それはとても自然な流れでした。まさか女の人にこんなことするなんて考えもしなかったことでした。
最初はフレンチキスを何度も交わしていましたが徐々にどちらともなく舌を伸ばし絡ませていました。
私にとってはこれが初めてのレズ体験でした。(挿絵
SAKURAさんのホームページにレズビアンプレーのことは沢山ふれられておりました。
サークルのタイトル自体がカップル&レズビアンなのです。
でも、全く経験のない私には、想像もできませんし、同性愛なんて・・・と正直思っていました。
今、こうして女同士でキスを重ねると、私の偏見があっという間に消え失せていきました。

カップル『おっ!奥様もいける口ですか!うちのはきっと大喜びですよ。
他人棒はNGなんですが女性とのレズプレイは大好きなんで・・・。』

ブチュブチュブチュ〜〜〜〜ジュブジュブブチュ〜〜〜

雁太『あはは。二人とも夢中で聞こえてないみたいですよ。』

そうなんです。二人が何か話してるのは分かったのです。
でも、もう舌を吸うのに夢中で殆ど聞こえてなかったのです。
男性とは違ってすごく柔らかくてとてもやさしいのです。
男性とのキスもすごく好きです。あの髭がゴリゴリと当たる感覚とザラザラした唇もすごく好きです。
でも、このうら若い奥様の唇はとても柔らかく優しいんです。
それに舌だって、男性の舌と違って柔らかく小さく感じるんです。
それがすごく愛おしく思えて私は夢中で彼女の口を吸っていたのです。

カップル『あはは。聞こえてないみたいですね・・・折角ですから我々も脱いで後ろから嵌めてやりましょうよ』

雁太『あはは。それいいですねぇ。』

夢中でキスを重ねてた私達ですが、二人の男性が服を脱ぐ仕草が目に入りどちらともなく中断しました。

「えへ。殿方ほっといたら可哀そうね・・・」

カップル女『あは。ほんとだ。我慢できなくなっちゃったみたい。』

「じゃちょっと行って来るね。またキスしたいね。」

カップル女『は〜い。もっといっぱいキスしたいですぅ・・・えへへ』

私は服を脱いで全裸になったばかりの雁太さんのもとに駆け寄りました。

「ごめんね・・・大ちゃん。ほっといて・・・」

雁太『あら。二人でキスしてるところを襲ってやろうって思ったのに・・・。』

「あは。それより大ちゃんだけとしたいよ〜・・・」

雁太『あは。可愛い奴だ・・・・』

ブチュ〜〜〜〜〜ベロベロブチュ〜〜〜〜〜レロレロブチュ〜〜〜

雁太『ほら、車に手を付いてお尻突き出してごらん・・・もう我慢ならねえ。』

私が車に手を付いた瞬間でした。
腰をがっしりと抑えつられ、あの強烈な圧迫感が陰部から脳天に突き抜けました。

「あひぃぃぃぃぃっ!あ、あっ、あっ、あぁぁ・・・ひぃぃぃぃぃっ!!!!」

もう最初からとてつもない快感が脳を貫いていました。
初めて雁太さんを受け入れたつい先ほどは、もう息が止まるかと思うほどきつかったのです。
でも今はその引き裂かれるような感覚と子宮を突き刺す圧迫感がとてつもなく気持ちいいのです。

雁太『あはは。あんまり大声出すから、あちらがこっちを見てるぜ・・・あはは。』

「あひぃぃぃぃぃっ!あっ、あっ、だ、だって・・・き、気持ちいいの・・・あひぃぃぃぃぃっ!」

雁太さんは、私の両腕を後ろに引っ張り、お二人の前までゆっくりと後ろから突き上げながら進んでいきます。

「あっあっあ、あひっ!!!あっくっ・・・あぁぁ・・・」(挿絵

雁太『ほら、お二人にじっくりとお見せするんだ。喘ぎ狂う直美を!!』

「あひぃぃぃぃぃっ!あっ、あっ、あぁ・・・見て・・・淫らな直美見てぇ・・・あひぃぃぃぃぃっ!」

雁太さんも私もいつの間にか直美と言ってしまっていました。
私も雁太さんも、宴の後でお相手カップルさんに指摘され気づきました。
お相手カップルさんも既に盛り上がっており、車の前にオレンジのレジャーシートを敷いて繋がっていました。
レジャーシートの前に三脚を立てその上で一眼レフが鎮座していました。
後で聞いたのですが、どうやらオート撮影というらしく10秒ごとに自動でシャッターが落ちるのだそうです。

淫らに喘ぐお二人が車のヘッドライトで照らされて浮き上がって見えるようでした。
一眼レフのシャッター音にも演出され、まさにステージ、舞台と言った感じでした。
私と雁太さんも二人に促されるようにその上に靴を脱いで上がり、激しく求めあいました。

野外でしかも数百メートル先に見える対岸の灯りは、神戸随一の観光スポットです。
そんな非日常の空間が私を狂わせていました。いえ、私達を狂わせたのです。
私達は、お互いの交尾を見せつけるように繋がりました。(挿絵
そして女同士でキスを重ねお互いを愛撫しながら背後から突かれるのです。
野外で大きな嬌声を張り上げ臀部からパンパンと小気味よい音を奏でているのです。
幾ら夜だと言っても、まだ深夜でもありません。もしかしたらどこかから覗かれているかも知れません。
そんなあり得ないシチュエーションが抑制には繋がらず逆に余計に私達を狂わせていたのかも知れません。

レジャーシートを敷いてると言ってもコンクリートが冷たくゴツゴツと感じます。
本来なら膝が痛くて四つん這いどころではないはずなのです。
この時は脳に送られる突き抜けるような快感でそんな冷たさや痛みすら感じませんでした。
宴の後で、膝や肩甲骨、尾骨の辺りが赤黒い大きな青あざが出来ており反省しました。
あの時は、快感で意識が朦朧としていたのでしょう。
朦朧とする頭のせいで錯覚も見えてしまっていました。
後ろから突いて下さってる筈の雁太さんが目の前で腰を振っていたりするのです。
前に雁太さんがいるのに私の背後からもパンパンと音を上げて陰部を突き上げてくるのです。
そうかと思うと、陰部を正常位で突き上げられているのに口の中に大きな熱い塊が出入りしています。
夢の中にいるような気分でした。
もう何がどうなっているのかすら分かりませんでした。
今でも覚えているのは、波間に揺らぎ写るポートタワーの幻想的な輝きです。夢の世界のようでした。
私は、口に含まされた陰茎をただ丹念に舐め上げ吸い上げ、陰部から送られる強烈な快感に喘ぎ酔いしれました。
口吸いも、女同士で舌を絡ませ、次の瞬間は男性と舌を絡ませ合いを繰り返していました。
それが雁太さんの唇なのか、お相手の男性の唇なのかよく分からない状態でした。
ただ近づいて来た口や熱い肉棒に吸い付き夢中で舌を絡ませていたのです。
何度も何度も身体は高みに上り詰め、もう息すらまともにできませんでした。
私の中で熱い肉棒が何回か大きく膨れ大量に精を放っていました。
その度に深く大きな幸福感を覚え、私は絶頂したのです。
どのぐらいの時間そうしていたのか、気が付くと私は全裸で大股を広げオレンジシートに横になっていました。
隣には同じように目を閉じ気を失っている女性が股を広げて転がっていました。
そんな私達を二人の男性がカシャカシャと撮影していました。

私が正気を取り戻すし起き上がると男性二人とも優しい笑顔を向けて下さいました。

雁太『ごめん。直美・・・名前言っちゃってたよ。ごめんな。』

「あは・・・もう・・・って私も気づかなかったから仕方ないかなぁ。」

カップル『奥さん・・・すごくよかったよ。なんかこんなにカップル同士で盛り上がったの初めてですよ。』

「あは。恥ずかしいです・・・なんか・・・」

カップル『あは。最高でしたよ。奥様。うちのもひと皮むけたかも。
今までは拒絶してたけど、初めて全て受け入れてくれました・・・新たな自分を発見したみたいです。』

「そ、そうなんですか・・・あはは・・・正気に戻ると恥ずかしいです。」

そんな話をしている内に、先方のうら若き奥様も身体を起こしレジャーシートに座る私に抱き着いて来ました。
どうやら奥様は、まだ正気ではないようです。
私に抱き着き、うっとりした目つきで唇を重ねて来ます。
私も、何だかそんなうら若き奥様が可愛らしく思いそれに応えました。
私達は、そのまま横になり、お互いの全身に舌を這わせました。
シックスナインというポーズでしょうか、お互いの陰部を舐め合っている時に、奥様から大量の精液が溢れ出したので、それを全て吸い取り舌で転がし味わいました。
うら若き奥様も同じように私の陰部を吸い綺麗に舐め全てを吸出してくださいました。
男性の愛撫とは違う繊細な舌使いに私はいつしか夢中になりひたすら奥様を貪りました。(挿絵
その間、男性陣は撮影を続けていたようでしたが、もうシャッター音は全く気になりませんでした。

カップル女『ブチュブチュブチュ〜〜〜〜ねぇ、直美さんって呼んでいい?』

「もちろん、直美って呼び捨てでいいわ・・・。ブチュ・・・・ブチュレロ〜〜」

カップル女『ありがとう。直美・・・私は琴美よ。琴美って呼んで・・・ブチュ・・・・ブチュ〜〜』

「琴美、琴美、琴美・・・素敵よ。琴美・・・ブチュチュパブチュ〜〜」

私達はお互いの名前を呼びながら二人の世界にどっぷり浸かり貪り続けました。
どのぐらいそうしていたのか、二人の男達に声を掛けられるまで止めることができませんでした。

雁太『お〜い。もう深夜2時過ぎてるぞ〜。そろそろお開きにした方がいいんじゃない?』

「ブチュ・・・・ブチュレロ〜〜ちゅっぱ・・・え!あ、ヤバイ。そんな時間。子供は?」

雁太『あはは。車の中でぐっすりだよ。シンデレラって言ってたから途中まで時間気にしてたんだけどね。
二人があまりに幸せそうだから、もう止めるに止められなかったよ。』

「あは・・・ごめんなさい。」

カップル『ねぇねぇ。今度、SAKURAってサークルのパーティ行くんですけどご一緒しませんか?』

雁太『あぁ、はいはい。レズビアン&カップルのでしょ?』

琴美『ねぇ、直美・・・一緒にレズしようよ。』

雁太『あはは。いいですねぇ。それ。直美どうする?』

「え、えっと・・・どうするって聞かれても・・・う〜ん・・・。」

雁太『あはは。今日の今日で次回の約束はキツイか。すみませ〜ん。また落ち着いたらご連絡します。』

カップル「あはは。そうですねぇ。今日は今日の余韻をお互い楽しみましょう。」

それから私達は、それぞれとゆっくりと抱擁しお別れしました。
もちろん、琴美さんとは長く熱いキスを交わしました。
ご主人もキスをしようとしてきたので、私は顔を背けてしまいました。
ご主人はキョトンとした顔つきをしていました。でもそれ以上はしてきませんでした。

それから宴の会場を後にして、そこから20分ほどの自宅アパートの前まで送って頂きました。
もちろん娘を運ぶ前に車内で長い抱擁と接吻をしました。
雁太さんは、携帯番号を書いた名刺を渡して下さいました。
どうやら建設会社の専務さんみたいです。
本人はオヤジの小さな会社だから専務と言っても肩書だけって言ってました。
でも、御曹司なんだと少し羨ましく思いました。
うちの夫はどんなに働いても、一生を同じ会社に尽くしても良くて部長どまりなんだと思います。
それに比べ、雁太さんは、いつかは必ず社長さんなんです。
何となく世の中の不平等を感じてしまいました。

何度もまた連絡ほしいと言われました。
今日のことで子供を授かったら、認知させてくれとまで言ってくださいました。
もし産めないなら俺が婦人科に付き添うとまで言ってくれました。

それはとっても嬉しいことなのですが、でも、やっぱり私には夫がいますし、子供だっているのです。
私は、「もし出来ちゃっても自分の責任です。もう会えないと思う。」とだけ伝えました。
本当はまたあの太く硬く熱い肉棒で突かれたいと思いましたが、理性で抑え込みました。
私の意思が固いとわかってくれたのか、熱いキスを何度も重ね、それ以上は、何もお話しになられませんでした。
車から降りて荷物を下ろし渡して下さいました。
子供を部屋の前まで運んで下さると言ってくれましたが丁寧にお断りしました。
流石に部屋を教えるのはマズイ気がしたからです。
私は、荷物を両腕に掛け車の後部座席から娘を抱きお越しその場で失礼させて頂きました。

雁太『またいつか会えるよね・・・今日はありがとう。楽しかったよ・・・ちゅ〜〜』

私は、何も応えられませんでした。
ただ、娘を抱っこしながら、雁太さんの唇を吸いました。
もしかしたらそれが私の本当の心の内の返事だったのかも知れません。
雁太さんは車に乗り込みゆっくりと車を滑らせました。
私は、真っ白な軽自動車が見えなくなってもしばらくその場に立ちすくみました。

自宅に何とか娘を運び入れ、ベッドに寝かしつけるともう早朝4時を回っていました。
カップルさんと埠頭で別れたのは、確か3時前だった筈です。
お互いに別れがたく1時間近くも自宅アパートの前でキスを重ねていたようです。
ご近所のお知り合いに見られてたらどうしようかと思いましたが今更です。
なるようになる。仕方ありません。

私はそそくさとシャワーを浴びました。
身体中に青あざが広がっており、明日、夫になんて言い訳しようかと悩みました。
まぁ、プールで娘と遊んでコケタとしか言いようがないですけど。
陰部をシャワーで流しながら触ると思わずのけ反ってしまいました。
とても敏感になってしまっていました。
しかもドロリとまだ精液が溢れて来ました。
いったい何回中出しを許したのか、もう数えることもできないほどです。
それでも余韻にひたる時間もありません。8時前には娘を幼稚園に送りにいかねばならないのです。
私は敏感な陰部の中心に指を差し込みできるだけ精液を掻きだしました。
それを一旦口に運んで味わい、ボディソープを大量に取り陰部に這わせました。

「はっひぃぃぃっ!」

ものすごく沁みました。どうやら膣の入り口がかなりこすれて炎症を起こしているようでした。
その痛みは尋常じゃないぐらい脳天に響きました。
一番、敏感な部分なので仕方ないのかも知れません。本当に目が飛び出るかと思いました。
慌てて、シャワーで石鹸成分を洗い流しました。
しばらくすると痛みが徐々に治まりました。
それからは、陰部を刺激しない様に身体をボディーソープで丹念に洗いました。
乳輪も乳首も結構沁みて辛かったのですが、陰部の痛み程ではありませんでした。
擦り傷もいっぱいできてしまっていたので、それも沁みましたが、まぁ耐えられるレベルでした。
一通り身体を洗い髪の毛もよくシャンプーして洗顔し、お風呂を出ました。
もう5時になろうとしていました。
私はベッドに転がって休みたかったのですが、その欲求は我慢しました。
もう時間が時間なのでソファーで横になり1時間ほど眠らずに身体だけ休めました。
横になると激しい睡魔が襲ってくるのですが、今、寝たらもう起きれそうにありません。
寝落ちしそうになると一旦起き上がり、また横になりを繰り返しました。

何とか娘を無事に幼稚園に送ることができました。
もう11月だったもので、長袖シャツにパンツ姿、コートを羽織っても全く違和感ありませんでした。
大きな痣を完璧に隠すことができたのは本当に幸いでした。
一旦自宅に戻り、3時間ほど仮眠がようやく取れました。
何だか、娘が小さかったころ3時間置きに授乳していたころを思い出しました。
3時間置きというのは、ほとんど寝れないことを意味するんです。
授乳に30〜40分、片付けに20分、準備に20分、それからおむつ替えに掃除洗濯・・・。
もう死ぬんじゃないかと思うほど毎日毎日、ひたすら寝れない日が続くのです。
夫は、会社に行ってしまうし、帰ったらご飯食べて娘を少しあやしたら、寝てしまいます。
それでも私を気遣ってるよオーラをすごく出すんです。
殺意がわくと言ったら大げさですがそんな時も確かにありました。
そんな寝れない日を送ったからか、3時間も仮眠したらすっきりとしました。
娘を迎えに行き、この日は、自宅にそのまま帰りのんびり過ごしました。

夫はいつものように夜7時に自宅に帰りました。


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